
「本は読めるのに、内容を聞くと説明できない」
「算数の計算はできるのに、文章題はよく間違える」
「作文などの長文を書くことが苦手」
小学生のお子さんに対して、こんなお悩みはありませんか?
語彙力というと、
「知っている言葉の数を増やすこと」
と思われがちですが、それだけではありません。
言葉の意味を理解し、自分で使いこなせる力のことを指します。
そして語彙力は、国語だけでなく算数や社会、理科など、すべての学習の土台になる力です。

実際に私は家庭学習を続ける中で、
「問題が解けない原因は、考える力ではなく言葉の意味が分かっていないことだった」
という場面を何度も見てきました。
もし今、「うちの子、勉強しているのに成果が出ない…」
と感じているなら、一度語彙力に目を向けてみる価値があるかもしれません。
今回は、家庭で気づきやすい「語彙力不足のサイン」を7つご紹介します。
最後にはチェックリストも用意していますので、ぜひお子さんの様子と照らし合わせながら読んでみてください。
語彙力不足とは?

語彙力不足とは、単に知っている言葉の数が少ない状態ではありません。
言葉の意味を理解し、場面に応じて適切に使う力が十分に育っていない状態のことをいいます。
語彙力が不足すると、
といった困りごとにつながることがあります。
では、具体的にどのようなサインがあるのでしょうか。
語彙力不足の7つのサイン

① 本を読んでも内容を説明できない
本を読み終わったあと、お子さんに
「どんなお話だった?」
と聞いてみてください。
そのとき、
「面白かった」
「忘れた」
だけで終わってしまう場合は、語彙力不足が隠れているかもしれません。
文章は読めていても、言葉の意味を十分理解できていないと内容を整理することができません。
読解力の土台には語彙力があります。
② 「やばい」「すごい」が口ぐせ
語彙力が不足している子は、自分の気持ちを表す言葉の引き出しが少ない傾向があります。
例えば、
- うれしい
- 安心した
- 感動した
- 緊張した
- 誇らしい
- がっかりした
といった気持ちも、すべて「やばい!」「すごい!」で済ませてしまいがちです。

恥ずかしながら、私もその1人。
子どもの前で連発してしまい、ハッとするときがよくあります。
「やばい」「すごい」は非常に便利な言葉です。うれしい時も、驚いた時も、感動した時も全部に使えるため、つい頼ってしまいがち。
しかし、便利な言葉ばかり使っていると、自分の気持ちを整理したり、相手に正確に伝えたりする力が育ちにくくなってしまいます。
③ 作文や感想文が短い
感想を求められたとき
「楽しかったです。」
「おもしろかったです。」
だけで終わってしまうことはありませんか?
語彙力がある子は、
「友達と協力して成功できたので達成感がありました。」
「主人公の気持ちに共感しました。」
など、自分の考えや感情を具体的に表現できます。
作文が苦手だから文章が短いのではなく、言葉が足りないために書けないケースも少なくありません。
④ 算数の文章題が苦手
実は、算数にも語彙力は欠かせません。
文章題では、問題文から必要な情報を読み取り、整理する力が求められます。特に高学年になると問題文が長くなり、条件も複雑になります。
計算はできても、問題文の内容を正しく理解できなければ答えを導くことはできません。
計算は得意なのに文章題だけ苦手な場合は、算数の力ではなく、語彙力や読む力が原因でつまずいている可能性もあるでしょう。
⑤ 登場人物の気持ちを答える問題が苦手
国語の読解問題で、「主人公はどんな気持ちだったでしょう」という問題が苦手な子も少なくありません。
その理由の一つが、感情を表す言葉を十分に知らないことです。
感情にはさまざまな種類があり、それぞれ微妙に意味が異なります。感情を表す語彙が少ないと、登場人物の気持ちを正確に想像することが難しくなります。
読解力を伸ばすためには、感情を表す言葉を増やしていくことも大切なのです。
⑥ 人の話を誤解しやすい
語彙力が不足していると、先生や親の話を正しく理解できないことがあります。
説明を聞いているのに、
「そういう意味だったの?」
となることも。
語彙力は学力だけでなく、コミュニケーション能力にも大きく関わっています。
⑦ 知らない言葉をそのままにしている
語彙力が伸びる子は、
「それってどういう意味?」
と積極的に質問します。
一方で語彙力が伸び悩む子は、分からない言葉があってもそのまま読み進めてしまう傾向があります。
知らない言葉に出会ったとき、
「調べてみよう」と思える習慣はとても大切です。
語彙力不足チェックリスト
お子さんは、チェック項目いくつ当てはまるでしょうか?

3つ以上当てはまったら語彙力強化のチャンス
チェックが3つ以上ついたからといって、心配しすぎる必要はありません。語彙力不足は珍しいことではなく、多くの子どもに見られるものです。
そして語彙力は、生まれつき決まるものではありません。
毎日の積み重ねで伸ばしていける力です。
特に小学生は、新しい言葉を吸収する力が高い時期。短時間でも継続することで、大きな差につながります。
語彙力を伸ばすために家庭でできること

では、実際に語彙力が不足していると感じたとき、家庭ではどのようなサポートができるのでしょうか。
おすすめなのは、次のような取り組みです。
よく、「語彙力を伸ばすには読み聞かせが効果的」と言われます。
もちろん、読み聞かせはとても大切です。私自身も、子どもたちが小さい頃から今に至るまで、できる限り毎日続けてきました。
ただ、実際に感じるのは、読み聞かせだけでは語彙力を伸ばすのに限界があるということ。
読み聞かせは「インプット」です。しかし、言葉を自分のものにするためには「アウトプット」も欠かせません。
新しく知った言葉を実際に使ってみる。家族が使っている言葉を真似してみる。そんな経験を重ねることで、言葉は少しずつ定着していきます。
そのため私は、
「聞いたことがある言葉」から「自分で使える言葉」へ。
このステップを意識することが、語彙力を伸ばす近道だと感じています。
読み聞かせなどで言葉に触れることと、実際に使う経験。その両方がそろってはじめて、語彙力はしっかり育っていくのです。
毎日コツコツ触れ合うことで育つ「語彙力」
多くの語彙に手っ取り早く触れられる方法の一つが、語彙ドリルです。
我が家も、息子の語彙力に不安を感じた早い段階から、市販されている語彙ドリルを取り入れてきました。
実際に続けてみて感じたのは、語彙力は一度にたくさん覚えようとしてもなかなか定着しないということです。
大切なのは、毎日少しずつ新しい言葉を知り、繰り返し触れ合うこと。
新しい言葉の意味を知り、例文を読み、実際に使ってみる。その積み重ねが、少しずつ語彙力を育てていきます。
過去に語彙ドリルを投げ出した息子でもやった!『MAMACHIEオリジナル 語彙プリント』
ここで、我が家が息子の語彙力を育てるために取り組んでいる語彙プリントをご紹介します。
市販の語彙ドリルを買い与えても、
「こんなのやりたくない!」
「つまらない!」
と言って、3日坊主で終わってしまっていた息子。
そんな息子が、毎日コツコツ楽しく続けられている唯一の語彙プリントです。
このプリントの特徴は、1日3語・5分程度でサクッと学べること。
集中力が長く続かない息子にとっても取り組みやすく、今のところ土日も含めて毎日続けられています。
そして実はこのプリント。
母である私、Ruikoが作りました(笑)。
語彙ドリルをことごとく拒否する息子を見ながら、
「どうしたら楽しく続けられるんだろう?」
「どうしたら言葉が定着するんだろう?」
と試行錯誤を重ねた結果、生まれたのがこの語彙プリントです。
「え?ただのお母さんが作った教材なの?」
そう思われる方もいるかもしれません。
でも正直なところ、この教材にはかなりの時間と熱量を注ぎ込んでいます💪
なにしろ、我が子が使う教材です。適当に作るわけにはいきません。
市販の語彙本や語彙ドリルを何冊も読み込み、辞書で意味を確認しながら、AIの力も借りて試行錯誤を重ねました。
子どもが無理なく楽しく続けられること。
学んだ言葉がしっかり定着すること。
その2つを大切にしながら作り上げたプリントです。
こだわりを語り始めると長くなってしまうので(笑)、気になる方はぜひ詳細ページをご覧ください。
言葉の力は、一朝一夕では身につきません。
だからこそ、毎日少しずつ。
コツコツ積み重ねることで、確実に子どもの力になっていきます。
もしお子さんの語彙力に不安を感じている方は、ぜひMAMACHIEオリジナル語彙プリントを試してみてください。

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